Java chapter 8 条件を書くための演算子①

for文では、繰り返しのため、大小比較の演算子( <>、<=>=)を使いました。

これを 関係演算子 といいます。

また、関係演算子のほかに かつ、または 等を意味する論理演算子があります。

2つの関係演算子を組み合わせることで、より複雑なプログラムを作ることができるのでこれから見ていきます。

1.関係演算子と関係式

±*/などの演算子を使って作る代入式に対して、関係演算子を使う式を関係式といいます。

①関係演算子

for文でも使いましたが、条件は次のような演算子を使います。

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☆関係演算子は優先順位が低いです。

 ()を使わずに関係式をかけるよう、関係演算子の優先順位は+-*/%など(代数演算子)より低い。

 

☆以上以下では不等号を先に記述

 例えば B>=20 の場合 Bは20より大きいか等しいという意味です。

大きい(>) 小さい(<) 以上(>=) 以下(<=)

☆等しいは=でなく==を使う

間違えやすいのですが、数学では等しい(同値関係)をあらわすのに=でしたが、javaでは=は代入演算子です。なので、==を使います。

A=BとA==Bでは意味が全く違ってくるので注意が必要です。

2.関係式の値

Javaではどんな式でも計算すると何かの値になります。

関係式も式なので値を求めることができます。

関係式の値は true か falseのどちらかになります。

ただ、関係式の場合は計算するとは言わず 式を評価する といいます。

 

ここまでご覧いただきありがとうございました。

BY MT